アクセスいただきありがとうございます。
東京近郊を中心とした相続案件を担当している鳥光(とりみつ)と申します。
高齢化に伴い,遺言を作成されることをご希望のお客様が増えてきました。
(余談ですが,遺言という漢字の読み仮名は,一般的には「ゆいごん」,法律家の業界では「いごん」です)
遺言を作ることを考える場合,何から始めればよいでしょうか。
遺言とは,端的にいえば「誰」に,「何」を相続させるまたは遺贈するかを記したものです。
つまり,「誰」と「何」を確定させなければなりません。
このうち,通常は,「誰」の部分は,決めやすいことが多いです。
ご相談にお越しいただいた時点で決まっていることもあります。
一方,「何」の部分につきましては,調査,整理が必要となることが多いです。
もちろん,ご自身の資産を完全に把握され,財産目録を作って管理されている方もいらっしゃいます。
しかし,多くの場合,不動産や預貯金,株式などについて,だいたいの部分は把握されていても,正確な番地や,口座情報等まで一目見てわかるという状態にはなっていません。
遺言書には,相続または遺贈する財産を正確に記載しなければなりません。
そこで,弊所では,固定資産税通知書や,金融機関の通帳,証券会社のレポート等,財産の整理に有用な資料をお持ちいただき,遺言書に記載すべき情報を割り出すということをさせていただいております。
遺言作成の第一歩は,財産整理からです。
遺言を作りたいけど,財産整理にお悩みであるという方は,ぜひご相談ください。