事業運営と消防用設備等5

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弁護士・税理士の鳥光でございます。

 

今回は、消防同意について説明します。

 

消防同意とは、建築物を新築、改築する際に、建築確認の手続きの中で、その建物が消防法令に適合しているかどうかを消防機関が事前に審査し、同意または不同意の判断を行う制度です。

 

具体的には、建築主事等が建築確認申請を受けた際、所轄の消防長または消防署長に対して図面等の内容を提示し、消防機関の意見を求めます。
消防機関はこれに対して、避難経路、消防用設備などが基準に適合しているかを確認し、同意または不同意の回答をします。
建物の規模や区域(防火地域・準防火地域以外)によっては、消防同意が必要ないこともあります。

 

この制度は、消防機関が建物の設計段階から関与することを可能とし、火災時における安全性を事前に確保するという予防的な機能を果たしています。
後から是正することが難しい構造的な欠陥や、避難に支障を来す設計を未然に防ぐことが可能となります。

 

消防長、消防署長は、建築主事から消防同意の申請を受けた場合、原則として3日以内(建物の規模や敷地によっては7日以内)に同意または不同意を通知します。